先週まで我が家に滞在していたアメリカ人ジョジとの思い出を綴ります。
料理が得意な彼女はスペイン産チーズやフィリピン産ココシュガー、タブレヤ(フィリピンの伝統的チョコレート)などを持ってきて、美味しい料理をたくさんふるまってくれました。

Eggplant parmigiana(エッグプラント・パルミジャーナ:ナス、トマトソース、チーズで作るイタリア系アメリカンの家庭料理)を作る際は、リコッタチーズや新鮮なハーブなどの食材がなかなか手に入らず手間がかかりましたが本当に美味しかったです。

タブレヤ(フィリピンの伝統的チョコレート)というものは私は知りませんでしたが、世界でも高級なチョコレートとして有名なのだそうです。ある日の朝食はジョジが作ってくれたパンケーキとラズベリー&ブルーベリーのコンポートと、このタブレヤのチョコレートドリンクでした。タブレヤはカカオが強いので子どもは2、3日に一度しか飲んではいけないそうです。
今回意外だったのは、私が作ったホウレンソウの胡麻和えや揚げ出し豆腐、味噌汁、クリームシチュー(たまたま買い置きがなくルーも手作り)などのありきたりな料理をジョジが大絶賛したことです。和食はユネスコ世界無形遺産ですが、家庭料理も海外から見たらヘルシーで価値が高いようです。英語を身につけたいと思っている日本人主婦は、英語で和食の作り方を教えることを目標にしてみたら楽しいし英語力もうんとつくのではと思います。

ご近所さんからたまたま華道展のチケットをいただいたので、華道を鑑賞しました。ジョジはぼけや万作のシンプルな作品を大変気に入りました。彼女はアメリカの華道家から、葉の艶出しにマヨネーズを少しだけ塗って磨く方法を聞いたことがあるそうで、私も今度試してみようかと思います。

ところでここ船橋は都内ほど混んでおらず買い物も楽で都内にも出やすいため、外国人を受け入れるのに理想的な立地だと今回思いました。私は高校時代に1年間アメリカ人家庭にお世話になったので、いつかは恩返しに外国人留学生を受け入れたいと思っています。今回はよいシミュレーションができました。
ジョジと行った場所
ゆとろぎの湯(船橋健康センター)
ザ・ダイソーギガ船橋店(”Less than a dollar!!”と大興奮。外国人には大人気。しかも船橋店は日本最大の100円ショップだそう。)
ユニクロ(ウルトラライトダウンをたいそう気に入り購入。ニューヨークにも店舗はあるが値段は日本の3割増しだとか。)
銚子丸(生ものがダメだが天ぷらと茶碗蒸しに舌鼓を打つ。がたいのいいアメリカ人には席がちょっと狭かった。)
浅草寺(浅草寺のおみくじは辛口で有名。案の定「凶」を引いてしまったので、気を取り直して明治神宮へ。)
明治神宮(こちらのおみくじは一般的なおみくじとは異なり「大御心」といって明治天皇さまの御製。英語版も選べる。ジョジはとても気に入り大事にして持ち帰る。また運がよければ)
お台場(自由の女神やブルックリンブリッジ風の夜景をと潮風を楽しむ。)
帰国の前日にちょっとした事件がありました。近所のショッピングセンター内のマッサージをジョジが一人で受けにいったところ、施術自体はジェスチャーでなんとかコミュニケーションできていましたが、血糖値が下がり具合が悪くなってしまいました。”I’m light-headed.”(頭がふらふらする)の英語が通じなかったそうですが、お店の人がiPhoneの音声翻訳アプリを使って”I need something sweet to eat.”(甘いものが必要です) を理解し、なんとチョコバーを差し出してくれたんだそうです。テクノロジーは偉大ですね!しかもそのチョコバーがすごく美味しかったらしく、どこで買えるか店の人に聞いたら、「ゴー コンビニエンスストア」とのこと。ちなみに日本の(特にデパ地下の)チョコレートはクオリティーが高く外国人に大人気なのですが、コンビニのチョコでも十分美味しいようですね。
いろいろありましたがジョジにとって楽しい日本滞在となったようです。私は今回あらためて、人生を豊かにする要素の一つは海外の友だと思いました。そしてこれからも自分の姿を通して「英語が話せると世界中に語り合える友ができて楽しい。日本人とは異なる価値観や洞察力から得られるものはとても大きく、それにふれることで自分のものの見方も人生も豊かになる。」といったことを子供たちに感じ取ってもらいたいと思います。