月別アーカイブ: 8月 2021

アサイド

公に使用するための日本語のHSC、HSP啓発ポスターを作成するにあたり、エレイン・アーロン博士のところに著作権と記述内容について確認をした際、返信の最後に「HSPたちをエンパワーするためのよいお仕事をしてくれてありがとう!」とありました。

Thank you for the good work you are doing in empowering HSPs! 

Best, 

Alie Rich 
Assistant to Dr. Elaine N. Aron

世界でよく使われる言葉ですが、このempoweringをどう日本語に訳そうか調べてみると、なんでないのプロジェクト代表 福田和子さんの記事を見つけました。

日本政府が出しているSDGs訳では、目標5は「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」と訳されています。

Goal 5: Achieve gender equality and empower all women and girls


女性と女児の能力が男性と比べて低いというわけではないのだから、’empower’が「能力強化」と訳されているのには私も違和感があります。短く訳すなら「権限強化」の方がまだよいと思いました。

福田和子さんが訳してみるとエンパワメントは、
「能力開花の妨げとなる様々な社会的抑圧や不足から解放され、社会的資源へのアクセス、対等な存在として政治・経済・社会・文化的生活への参画、権利などが満たされること。さらに、それぞれの人が本来自分に備わっている能力を最大限に活かし、自分の生活や環境を自分自身でコントロールする力を持てるようになること」

だそうで、私も同じ感覚でエンパワメントをとらえていますが、長いので、「エンパワー、エンパワメント」とカタカナで浸透するといいなと私は思いました。

「エンパワメント」の意味にズレ? 日本のジェンダーギャップ121位の理由より

「エンパワメント」という言葉の本当の意味

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こんにちは!

アメリカのチャータースクールと、地元の公立校でも提供されるIEP個人化教育プラン(Individualized Education Plan)について。

他の先進国に「不登校」という言葉はほとんど存在しないですよね。ホームスクールは法律で認められているし、州によっては教育費の名目で税金還付もある。

アメリカなら公設民営の※チャータースクールがカリフォルニア州ロサンゼルスだけでも200校以上あるから、地元の学校が合わなければ別の学校に行けば良い。しかも公立校なのでお金はかからない。

地元の公立校は、チャータースクールに生徒と税金が流れていかないように生徒のニーズを満たす努力をしなければならない。そうしなければ態度の悪い生徒しか残らないし、コスト削減で職を失う教師が出てくる。(ちなみにチャータースクールは入学する生徒を選べるが、地元の公立校は選べない)

どの学校も努力するよう仕向けるためにも、アメリカにはこのような競争システムが存在します。(細かいことは州によります)

※チャーター・スクールは、コンピュータ・リテラシー教育やサイエンス教育に特化した学校、あるいは不登校の子ども達を対象にした学校など、さまざまな特徴あるいは教育的配慮をその前面に押し出した、新しい公設民営の公立学校

また、例えば不登校になりかけた子などの保護者が希望した場合は、学校の費用負担で専門家によるニューロサイクルテスト(脳回路テスト)を受けられるサービスもあります。

原因がわかればその子に合ったIEP個別化教育プラン(Individualized Education Plan)に基づいて、その子に合ったクラスで授業を受けられます。その効果で、成績の悪かった子がオールA +になったケースがあると聞きます。

このように個に合った教育を提供されることで、子どもが学校生活で苦しまなくて済むのです。ボストン在住の友人の子もしばらく学校を休んだ後にニューロサイクルテストを受け、スロー・プロセシング・ブレイン(情報処理が遅い脳)と分かり、IEPで学校に復帰しました。本人も家族も原因と戦略が分かり、とても安心したと言っています。ちなみに知り合いでスロー・プロセシング・ブレインの人でアメリカの有名大学の教授になった方がいます。

日本の教育を受けていたらその天才性は発揮されていなかったでしょうね、と思うのは、ディスレクシアのスティーブン・スピルバーグ、ジム・キャリー、オーランド・ブルームなど。ディスレクシアは俳優、建築家、起業家などの有名人ばかりでなく、薬品の研究者、福祉、芸術などの幅広い分野で活躍していますよね。

すべての子どもはナチュラルジニアス、生まれ持っての天才。日本がここまで進化するのはなかなか難しいでしょうけど、子ども達がナチュラルジニアスを発揮できるよう、少しずつでもできるところから、個に寄り添った教育を実現したいですね。

Do you know what a charter school is?

アメリカの個別最適化教育

アメリカのチャータースクール

アメリカのIEP個人化教育プラン

アメリカのチャータースクールと、地元の公立校でも提供されるIEP個人化教育プラン(Individualized Education Plan)

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先日、私が作成したHSC啓発ポスターを見た高校時代の同級生から連絡がありました。ポスターをきっかけに中3の息子さんがHSCであると気づいたそうです。

中1の時に、授業中に何を言われてもぼーっとしていることが多いので先生の言うことが理解できていないんじゃないかと思われ、中学校から知能検査を受けるよう勧められたそうです。

知能は普通で、それどころか「周りをよく見て、相手の気持ちを察して先回りして対応できる力」が突出していたそうです。

体育の剣道の授業で、防具の支度に時間がかかっていると、体育講師から「お前は何度も剣道の授業を受けてるのになんで同じことがサッとできないんだ?頭がおかしいなら精神科に行って来い!」とみんなの前で叱責されたそうです。

息子さんは特ににおいに高度に敏感で、アロマテラピーやお茶のレッスンが好きだそうです。嗅いだだけで精油の名前を当てたり、茶葉の名前や産地、美味しい飲み方を覚えてすらすらと説明できるので、「天才だ!」と講師や周りの大人から言われるそうです。

以下はそんな友人の息子さんが書いた、夏休みの作文です。HSCが学校ではどのように評価され、どのように悩み、どれほど素晴らしい感性のギフトを持っているかが分かります。

自分のことだけでなく他のHSCのことを思い、世の中に知ってほしいと作文を学校に提出した息子さんの勇気と思いやりの心に私は感動しました✨

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

僕はおとなしい性格で、とても口下手です。家で十分な睡眠時間をとっているのにもかかわらず、授業中とても眠くなります。いろんなことを心配して、あれこれと不安になってしまうので課題に取り掛かるのが遅いです。

こんな僕なので、自分から話をするのはとても緊張します。でも友達から話しかけられるととてもうれしいです。せっかくしゃべってくれているのに思ったことを伝えるのに少し時間がかかってしまったり、時々気疲れしている自分に気づきます。そんな時は頭の中を空っぽにして教室の窓から外をボーっと眺めて自分を休ませてあげます。そして僕は人一倍、音やにおいに敏感なところがあります。学校の休み時間のざわざわした音や集団、昼食の時間にあちこちから漂う食べ物のにおいに食欲をなくすこともあります。体育大会の時の大きなピストルの音が苦手です。中学1年生の体育の授業で剣道を習った時は竹刀を叩きつける音や激しい掛け声が僕には恐怖にしか感じられませんでした。

こんな僕だから、ずっと自分の事は何か原因不明の病気だと思っていました。何をしてもダメな人間だと感じ、自分に全く自信が持てず、1人で落ち込んでいました。

そんな僕に先日、母が1冊の本を渡してくれたのです。「HSC=ひといちばい敏感な子」と書かれたその本には、まさに僕が日ごろから思い悩んだり、不安に感じていることが持って生まれた気質として書かれていました。HSCの特質は人それぞれに異なります。特に五感を通してあらゆる情報が脳に伝達され、心身ともに敏感に反応してしまうため、疲れて眠気に襲われることが多いそうです。そして口下手で答えるのに時間がかかるのも、周りをよく見ていて言葉を選んでいるからと知りました。僕は授業中、疲れて寝てしまうことが怠けていることだと思い、他の友達とどうして同じことができないのかと悲しい気持ちになっていました。しかしHSCの本を読んで、病気ではない、これが僕らしさなんだと考えたら明るく晴れ晴れとした気持ちに変わりました。

最近、HSCの大人版であるHSPを公表しているタレントがいたり、「繊細さん」と言う本も出版され、認知度が高まっていると母から聞きました。僕は母をきっかけにHSCを知り、心が救われました。しかし自分1人で悩みを抱え、親にも先生にも友達にも相談できず、困っている子がたくさんいると思います。僕は5人に1人いると言われているHSCやHSPがより多くの人々に理解され、笑顔になれる明るい未来が近い将来、現実になればと願っています。

中3男子HSCくんの夏休みの作文

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非HSPの夫(パシャール)が、たまに食卓でいいことを言うので書き留めてみました↓

⭐️これから日本に必要な『均質性と多様性のバランス』
鳥居 高之 (非HSP、学校法人経営者)

日本人の均質性はいろんな面で有効です。例えばコロナや震災の対応です。暴動が起きません。他国に比べて格差が少ないです。その代わり反動(デメリット)としてソーシャルプレッシャー(同調圧力)が強いです。そして、一部それに対する耐性の少ない人がいます。そういう人はそういうプレッシャーにどう向き合うか、子どもの頃からその手法や考え方を教育してあげる必要があります。

🌕急務

・自分が感じる集団での居心地の悪さは決して悪いことではないと、早期にまず気づかせること。

・気持ちを楽にしてあげること。

・現状を認識させ、あなたは何も悪くない。病気でも怠け者でもない。そう認識させること。

・一人じゃない。同じように感じている人は他にもいる。そう認識させること。

・みんなと違っていることは決して悪いことではない。むしろ強みに転じさせることができる。常にそう励ますこと。

・みんなで想像力を使ってクリエイティブにあなたをサポートするよ!とメッセージを投げかけること。

不登校の元経験者や学校に行けない子どもたち、その親たちなどがワークショップを作り、それに協力してくれる企業や有識者を呼んで、新たな教育プログラムを開発するのはどうでしょうか。(既に始まっています)

多様性はこれからますます大事になってきます。国家戦略として日本に必要になってきます。これから先、均質性か多様性かどちらを追求した方がよいかと言えば、間違いなく多様性です。そのことをまずトップが認識することが重要だと思います。日本はこれから多様性を生かした国造りが重要です。

均質社会で足りないものを補ってくれるのが、学校に違和感を持つ子たち、みんなと同じようにできない子たちなのです。人と違うことは決して悪いことじゃない、自分を責める必要はまったくないんだよ、むしろ大きな強みなんだよ、と教育してあげることが急務です。LGBTQ、HSC、発達障がい、外国籍、すべての個性を活かし、お互いを尊重し合い、協力し合うことが国力アップにつながるのです。みんなでクリエイティブに知恵を出し合って、均質性と多様性、水と油がうまく混じり合うような教育が実現することを強く希望します。

これから日本に必要な『均質性と多様性のバランス』

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心の基本的人権が守られていれば、いじめも不登校も自殺も減るように思います。

<第一条> 自分自身である権利・・・人と違っている権利(自分は自分として価値がある。人と違っていい)

<第二条> 自己表現する権利・・・自分の能力を発揮したり、人に認められたりしてもいい。他の人がそうしないからといって、自分を抑える必要はない

<第三条> 気持ちや決定を変更する権利・・・自分の気持ち、考えはかわることもある

<第四条> ありのままの感情を感じ取る権利・・・いい感情・悪い感情はない。感情を合理化したり、正当化する必要もない

<第五条> 不完全である権利・・・「知らない」「わからない」「できない」といってもかまわない

<第六条> 責任を取らない権利・・・人間には、とれる責任と、とれない責任がある。とってはいけない責任もある

<第七条> 間違いや失敗をする権利・またその責任をとる権利・・・人は失敗や間違いをすることがある。失敗しても、その責任をとることができる

<第八条> ノーという権利・・・やりたいこと、嫌なことをいつも無理してやる必要はない。「ノー」と言ってもいい

<第九条> 行動を起こす権利・・・自分から欲しいものを求めたり、やりたいことを試みることができる。いつも人の善意や好意、協力をあてにしなくていい。待っていなくていい)

<第十条> 選択する権利・・・やりたければやればいいし、やりたくなければやらなくてもいい

川喜田好恵「自分でできるカウンセリング」創元社より

#心の基本的人権10か条

心の基本的人権10か条

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前回8月5日のパジャマ英会話では、開始40分程前にアトランタ🇺🇸のカナちゃんのお母さんから連絡があり、近所に住むカナちゃんのおばあちゃまがキッチンで倒れられたとのこと。

動揺しながらも、急遽日本在住アメリカ人の友人に連絡し、彼女の娘ちゃんアナちゃんに参加してもらうことになりました。

HSCちゃんは急な予定変更が苦手にも関わらず、みんな参加してくれました!スゴイ!

カメラオフでもOKなのですが、恥ずかしいからとサングラスに黒マスクで参加してくれた子がいて面白かったです(笑)

アーティストYUIKOさんのハート&ソウルのこもった♪Oh Happy Day♪をみんなで歌い、お決まりのCan you bring〇〇?ゲームや、ある女の子が考えたCan you draw〇〇?ゲームなどをして遊びました。

アナちゃんもとっても楽しかったそうです♬

この頃、私はほとんどお膳立てしてません。子どもたちに任せていますが、その方が楽しいように思います。やっぱり『子ども主体』が子どもを元気にしますね!

パジャマ英会話 with アメリカ人アナちゃん♡ #3