幼稚園を行きしぶる4才のHSC、Aちゃんとお母さんのエピソードをご紹介します。
人との、特に大人とのコミュニケーションが大好きで、お母さんにたくさん「まま、だいすき」のお手紙を書いてくれる優しいHSCであるAちゃん4才は、「幼稚園のバスの中がうるさい」、「幼稚園に行きたくない」と、年少さんの頃から自分の言葉でなんとかお母さんに訴えていました。
私はお母さんに、「安心安全を感じられる環境を探した方が良いと思う」と伝えました。Aちゃんのことをホームスクーラーの娘に話すと、娘も「Aちゃんを無理に幼稚園に行かせちゃダメ!」と言いました。
お母さんが私たちの意見をAちゃんに伝えた時… (以下はお母さんのメールより抜粋)
〝「ママも行かなくていいと思いました、大丈夫だよ^^」と伝えたところ、
普段、(ルールを守りすぎる娘が)壁に直書きをしない娘が、とっさに鉛筆で書き出したのが、添付の画像です。
〝まま ありがとう すごいね〟
(「すごいね」の意味を問うと、「ママが、幼稚園行かなくていいよ。ってわたしに言えて、すごいね。て思ったから」だそうです^^どちらが大人かわかりませんw)
強く抱きしめ合いました。娘も涙ぐんでいました。背中を押してくださり、本当に本当にありがとうございます。

HSCはとても真面目です。普段絶対に落書きなどしないのに、お母さんが自分のことを受け入れてくれて本当に嬉しかったのでしょうね。HSCならではの強い感情が作用したのだと思います。
HSCちゃんの中には、人とのコミュニケーションが大好きな子もたくさんいます。精神年齢が高く、特に大人、先生たちとのやりとりを好む子が多いです。お友達と遊んだり、お散歩や、お遊戯会などのイベントが大好きなHSCもいます。
しかし、アーロン博士の言うように唯一の弱点、「O: Overstimulation 過剰に刺激を受けやすい」のために、集団生活がストレスであることが多いです。HSCにはダウンタイム(刺激をシャットアウトする静かな休憩時間)が必要です。
このようなHSCサポートするには、疲れた時にいつでもダウンタイムが取れる少人数部屋などが用意されているといいなと思います。
少人数部屋で特定の先生と信頼関係を結べる保育が理想的です。同時に、集団部屋にも本人の好きな時に移動して過ごせるとよいと考えます。最終的に集団部屋をメインに過ごせるようになるのかもしれません。
Aちゃんのお話を聞くと、私はHSCによく見られるギフティッドである可能性があると考えています。その才能を開花できる環境が見つかることを私は祈っています。
HSCはポジティブな環境からもひといちばい良い影響を受けるとエレイン・アーロン博士は言っています。Aちゃんも環境さえ合えば、才能を発揮して幸せに成長し、世の中に貢献する人に育つと私は思います。