アサイド

小3から「教室の男子の騒ぎ声がうるさい」と言い、小4でコロナ休校明けにとうとう学校に行けなくなった次女を、私立の女子中高一貫校に行かせるしかないと思い、一時期中学受験を検討しました。

受験勉強で忙しくなるので折り紙教室をしばらくお休みさせていただこうと、N先生(70代)にお電話をしました。

「教室の刺激が強すぎて学校に行けなくなってしまい…」と話し出すとすぐにN先生が、「私も同じだったわよ」と。N先生はすべてを察知され、説明は不要でした。

N先生も生まれつき敏感で感受性が強く、小3あたりから教室で誰かが叱られていると自分が叱られたように感じるなど、次女と同じような理由で学校に行けなくなったそうです。

先生のお父様は「行きたくないなら欠席すればいいじゃないか」とおおらかでしたが、お母様が大変氣を揉んだそうです。そのことがN先生にとってとても辛かったそうです。

中学生になりなんとか登校したそうですが、また学校に行けなくなりそうな時、担任ではないある先生が、「辛いんだよな。気持ちわかるぞ。」といつも寄り添い、温かい声をかけてくれたそうです。

その先生のおかげでなんとか中学校に通い続けることができたそうです。ありのままの自分を受け入れてくれる大人が1人でもいること、これが心理的安心の土台となるのですね。良い先生との巡り合わせは人生に大きな影響を与えるとつくづく思いました。

N先生は保育士になり、いろんな子どもたちを観察するうちに、「この子は面白いものを持っているな」とか、「この子は私と似たものを持っているな」とか、一人一人が持って生まれたたましいを感じ取り、当時の園長先生に個々に合った保育が必要だと説明したそうですが、園長先生は認めず一斉保育に徹したそうです。

N先生ご自身がやがて園長先生になり、ボーイスカウトのデンマザーなども経験されてきました。

N先生は、「子どものものの感じ方を(弱い、敏感すぎるなどと否定しないことと、親がイライラしないこと、この2つが一番大事よ」とおっしゃいました。

「そんな考え方もあるよね」と常に子どもの感じ方を肯定し、子どもに寄り添うことの大切さを教えてくれました。

「いつでも、いつでも教室で待っていますからね」とありのままの次女を受け入れてくださり、とても嬉しかったです。

N先生はいつも寄り添って話を聞いてくれるので、お母さんたちからも「癒しのN先生」と呼ばれて大変慕われています。霊格の高い人とはN先生のことだと感じました。N先生とご縁のあったすべての親子は本当にラッキーだと思います。

N先生とお話しして、敏感で感受性の強い子どもは昔から存在することを確認しました。そして敏感で不登校の子どもは精神力が弱いとか、将来自立できないなどということは決してないのだと安心できました。

それどころか感受性の強さ・高敏感は才能であり、将来はN先生のように豊かな包容力で子どもと親を導びくメンターにもなれるのだと思うと、自分も子どもも敏感に生まれて良かったと希望が湧いてきました。

みんな聖母マリアのような優しいN先生のことが大好きです。私はN先生のような存在を目指したいです。

大好きな折り紙教室のN先生〜「私も学校に行けなかったのよ」

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