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アサイド
「HSCと多様な子が本当に“共存できる学校”を探して」— オランダ・デンマーク視察、そして南アルプスきのくに子どもの国へ —🇳🇱🇩🇰🇯🇵

English follows.

🟦 視察でずっと探していたこと

私が海外の学校を回りながら、
一番気になっていたのは “HSCのような繊細さを持つ子と、 多様な特性の子がどう共存しているか” でした。

🟦 海外の学校で見えた工夫

オランダもデンマークも、
静かな部屋・ダウンタイムスペースなど
「休める場所」を上手につくっていて、
共存は“可能”だと感じました。

でも…どこかでずっと引っかかっていた。

🟦 本当の“共存”って何だろう?

休むスペースだけでは、
子どもたちが自然に混ざり合って学ぶ“本質的な共存”には
まだ何か足りない気がしたのです。

🟦南アルプスきのくに子どもの村小中学校で見た景色

そして先週、
南アルプスきのくに子どもの村小中学校を訪れて、
その答えを見ました。

ここでは特性が“問題”にならない。
子どもの好奇心を最優先した
体験学習の中に入ってしまえば、
子どもの特性の濃度が薄まっていく。
その言葉を、私は目の前で確認できました。

🟦 ここが私の行きたい学校

見ていて胸が熱くなりました。
「ああ、やはりここだ。
私が子どもだったら、通いたかった学校。」

そして心のどこかで決めました。
私のフリースクールも、いつかここみたいにしたい。
特性が背景に溶け込むような、
子どもが本来のままでいられる場所へ。

🟦 最後に

子どもたちは、“普通”に合わせる必要なんてない。
環境が変われば、学びの形も可能性も変わる。
そして、教育は世界を変える。

“Searching for a School Where HSC and Diverse Learners Truly Coexist”

— Visits to the Netherlands & Denmark, and finally to Minami-Alps Kinokuni —

🟦 What I Was Looking for During the School Visits
As I visited schools abroad, I kept wondering:
How do highly sensitive children and children with diverse needs truly coexist?

🟦 What I Saw Overseas
In the Netherlands and Denmark, schools had quiet rooms, downtime spaces, and places to reset.
Coexistence felt “possible.”
And yet… something still didn’t sit right.

🟦 What Is True Coexistence?
Having a place to rest is not the same as children naturally learning together.
I felt something essential was still missing.

🟦 What I Saw at Minami-Alps Kinokuni
Last week, I visited Minami-Alps Kinokuni Children’s Village School—
and finally saw an answer.
Here, differences aren’t “problems.”
Once children dive into hands-on learning driven by curiosity,
their individual traits blend naturally into the background.
I witnessed that with my own eyes.

🟦 A School I Would Have Wanted to Attend
My heart honestly swelled.
“This is it.
If I were a child, I would have wanted to be here.”

I made a quiet decision:
Someday, I want my free school to feel like this—
a place where traits dissolve into the environment,
and children can simply be themselves.

🟦 In the End
Children don’t need to fit into “normal.”
When the environment changes, learning and possibilities change.
Education can change the world.

「HSCと多様な子が本当に“共存できる学校”を探して」— オランダ・デンマーク視察、そして南アルプスきのくに子どもの国へ —🇳🇱🇩🇰🇯🇵

アサイド
南アルプスきのくに子どもの村小中学校を見学しました🌼

📣 南アルプスきのくに子どもの村小中学校を見学しました

先月は、オランダとデンマークの学校を合わせて5校見学しました。

そして先週、西郷孝彦先生とともに 南アルプスきのくに子どもの村小中学校 を視察しました。

数々の学校を見てきた中で、

「私自身が通いたかった」 と心から思えた学校は、ここでした。

■ HSC・ADHDなどの特性が“薄まる”環境

この学校の体験学習のスタイルは、子どもの特性が否定されず、むしろ自然に共存していく。

ずっと見たかった光景を目の当たりにし、胸が熱くなりました。

一日中、

  • お料理
  • 羊や鶏のお世話
  • 木工
  • 外遊び
    など「暮らしと遊び」が学びの中心。

それでいて しっかり学習指導要領に沿った一条校。

先生の指示もテストも成績表もありません。

競争がないから、子どもたちの視線は常に自分の“好奇心”に向いています。

■ 中学生の姿にしびれた

中学生は、

  • 農薬についてディベート
  • 大人のいない部屋で、ノートPCでレポート作成
    など、主体的に、しかもとても大人びた学びをしていました。

イギリス・北海道・沖縄への修学旅行の報告会も生き生き。

「学校ってこうでいいんだ」と思わされます。

■ 180人で話し合い、180人で決める

どんな議題も、全校生徒180人が子ども主体で会議し、民主的に決定します。

しかも子どもも大人も1人1票。

学校の“所有者”は子どもたちなんだという空気が、全身で伝わってきます。

■ いちばん胸を打たれた光景

最も印象に残ったのは、

大人の職員の膝だけでなく、中学生の膝に抱っこされて安心している小さな子どもたち。

きのくにの子どもたちの多くは寮生で、家族に会えるのは週末だけ。

それでも、学園内でしっかりと愛着関係が育まれている。

この光景は、とても癒され、泣きそうになるほど温かかったです。

■ 夏見台幼保園の“アップグレード版”のよう

私の家族が経営する 夏見台幼保園 が大切にしている世界観の、

さらにアップグレードされた形が、ここにありました。

「ああ、娘たちもこんな学校に通わせたかったなぁ……」

と、思わずため息が出るほど素敵な場所でした。

リベラルスクールの子どもたちが、きのくにの子どもたちが作った「ジェンダーかるた」で遊びながら学び、月刊「くもゆげ」を手にして「面白い。私もこんなの作ってみたいなぁ!」と。ワクワクの波動が伝わっています。

南アルプスきのくに子どもの村小中学校を見学しました🌼